1. 給付付き税額控除とは?パターンは3つ

給付付き税額控除は、所得税を減らす「税額控除」と、現金を支給する「給付」を組み合わせた制度です。大きな特徴は、税額控除で引ききれなかった分が現金として支給される点にあります。

この仕組みによって、所得が少なく納税額が低い人や所得税が課税されない世帯にも、一定の支援が届くように設計されています。

控除や給付の受け方は、主に次の3つのパターンに分かれます。

1.1 ① 税額控除のみを受けるケース

一定以上の所得があり、控除額よりも多くの所得税を納めている場合は、控除額の全額が減税として適用されます。

1.2 ② 税額控除と現金給付の両方を受けるケース

控除額よりも所得税の納税額が少ない場合、納税額分は減税され、引ききれなかった差額が現金で支給されます。

1.3 ③ 現金給付のみを受けるケース

所得税を納めていない非課税世帯では、税額控除を使うことができないため、控除額の全額が現金で給付されます。

次の章で、具体的な例を見ていきましょう。