2. 身体障害者手帳、所持者「467万件以上」肢体不自由に次いで多いのは?

身体障害者手帳交付台帳は、身体障害者福祉法施行令に基づいて各都道府県などが手帳の交付状況を管理している公的な記録です。この台帳に登録されたデータから、手帳を持っている方の障がいの種類の内訳や、その数の年ごとの変化を確認できます。

2024年度(令和6年度)における身体障害者手帳交付台帳に登録されている総数は、467万4999件でした。

2.1 障がい種類別の内訳

身体障害者手帳交付台帳登載数2/4

身体障害者手帳交付台帳登載数

出所:厚生労働省「令和6年度福祉行政報告例の概況」

【障がい種類別の内訳】

  • 肢体不自由:224万7815件(48.1%)
  • 内部障害:161万8720件(34.6%)
  • 聴覚・平衡機能障害:43万9036件(9.4%)
  • 視覚障害:31万2992件(6.7%)
  • 音声・言語機能またはそしゃく機能障害:5万6436件(1.2%)

内部障害とは、心臓、腎臓、呼吸器、膀胱・直腸、小腸、肝臓、免疫の機能に関する障がいの総称です。内訳をみると、肢体不自由と内部障害の2種類だけで、全体の8割以上を占めていることが分かります。

2.2 障害者手帳の等級区分について

身体障害者手帳には、障がいの程度に応じた等級が設けられており、その基準は身体障害者福祉法に基づいて定められています。障がいの状態は法令で示された判定基準に沿って評価され、重い順に1級から6級までの区分が設定されています。なお、基準上は7級に該当する場合もありますが、7級のみでは身体障害者手帳の交付対象とはなりません。

※7級の障害が2つ以上重複する場合などは6級として認定されることがあります。