年金生活に不安を感じやすい女性とは?目標まであとどのくらい?

老後はお金に悩まされる毎日…なんて状況は避けたいもの。「定年後、お金に苦労しないだろうか」と不安な方も多いのではないでしょうか。不安なく老後を迎えるためにも、今のうちからしっかりと貯蓄を増やしておきたいですよね。そこで今回は、老後に対する世間の考えや貯蓄についてお伝えします!

老後が心配な人はどのくらい?

金融広報中央委員会(事務局 日本銀行サービス局内)が2018年11月に発表した「家計の金融行動に関する世論調査」[二人世帯以上調査]では、「老後の生活への心配」に対して「非常に心配している」と答えた割合は36.2%、「多少心配である」が43%という結果になりました。

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両者を合わせると、老後に不安を感じている世帯は8割以上も存在することになります。具体的な不安の内容は、以下の通りです。

・年金や保険が十分でない
・保有している金融資産が十分ではない
・現在の生活が苦しい
・退職一時金が十分ではない

このように、お金に対する悩みが多く見られました。とくに非正規雇用で働いている場合、多くの退職金は望めないのが現状でしょう。また、現時点での生活に苦労していた状態だと「このまま老後を迎えるとどうなるんだろう」と不安になるのもうなずけます。

年金生活に不安を感じやすい女性と特徴

続いては、「老後を迎えるまで」だけでなく「実際に老後を迎えてから」も不安を感じているケースをみてみましょう。年金生活のシニア女性向けメディアを手掛ける株式会社ハルメクが、50~79歳の女性274人(219人が年金受給者)を対象に「年金生活に関する意識と実態調査」を行ないました。

その調査の結果、「(年金生活に)とても不安がある」「やや不安がある」と回答した女性は65.3%も存在することが明らかになりました。この数字から、年金生活が始まってからも不安を感じる女性は多いのだとうかがえます。

さらに、年金受給者の女性219人のうち51.1%が「日々の生活費が老齢年金では足りていない」と回答し、貯金や給与、老齢年金以外の企業年金、個人年金などで補てんしている点も注目です。足りない生活費を「老後資金」から補てんするものの、だんだん貯金が減っていく状態に不安に感じるのも無理はありません。

そんな不安に陥りやすい女性には「夫の年金受給見込み額を事前に知らない」という特徴があります。というのも、先ほどの調査のなかで「夫の年金受給見込み額を知らなかった人は、知っていた人より1.5倍不安になりやすい」という傾向が見られたのです。

老後の収入メインとも言える年金。定年を迎える前に「毎月いくら収入があり、どのくらい老後資金から補てんしなければならないのか」を把握しておき、夫婦でしっかり話し合っておきましょう。

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。