3. 個人向け国債「変動10年」半年ごとの利率はどうなっている?

個人向け国債「変動10年」は、その名のとおり 半年ごとに利率が見直されるタイプ で、市場金利の動きをダイレクトに反映する仕組みになっています。

一例として、2023年2月に発行された国債の適用利率を見てみましょう。

変動10年(第154回)の発行条件

変動10年(第154回)の発行条件

出所:財務省「変動10年「第154回債」」

【個人向け国債「変動10年(第154回債)」適用利率の推移】

  • 令和5年2月16日から令和5年8月15日:0.33%
  • 令和5年8月16日から令和6年2月15日:0.28%
  • 令和6年2月16日から令和6年8月15日:0.40%
  • 令和6年8月16日から令和7年2月15日:0.72%
  • 令和7年2月16日から令和7年8月15日:0.75%
  • 令和7年8月16日から令和8年2月15日:0.96%
  • 令和8年2月16日から令和8年8月15日:1.39%

このように、金利が上向く局面では、変動金利型ならではのメリットが発揮されやすく、受け取れる利息も増えやすくなります。

一方で、変動10年の利率は市場金利に連動して下がることもあります。将来の利回りが確定していない点は、固定金利型とは異なる特徴であり、理解しておくべきポイントです。

とはいえ、元本は国の保証があるため、利率の上下があっても大きなリスクを取りたくない人にとっては、金利変動の恩恵を受けながら安全性も確保できる選択肢といえるでしょう。