落葉樹が葉を落とし、景色が寂しくなる冬の季節。そんな時期に明かりを灯すように赤い実をつけている樹木を見ると、なんともいえず、ホッと心が温かくなりそうですね。
そんな「冬に赤い実がなる木を育てたい」と思っても、冬に赤い実がなる木は多くあり、どのような種類があるのか、また庭木として育てやすいのはどれなのか、知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、中部地方在住のガーデナー・Nさんが「植えて良かった!」と感じている《冬に赤い実がなる木6種》を実際の写真とともにご紹介。Nさんはどんな樹木を育てているのか、さっそく教えていただきましょう!
1. この記事で紹介する「植えてよかった!毎年冬に赤い実がなる木」
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LIMOガーデニング部撮影
- マンリョウ(万両)[常緑低木]
- センリョウ(千両)[常緑低木]
- カラタチバナ(百両)[常緑低木]
- ヤブコウジ(十両)[常緑低木]
- セイヨウヒイラギ[常緑中木]
- クロガネモチ[常緑高木]
シンボルツリーや記念樹、また生垣として楽しめるものまでさまざま。ぜひ庭木選びのひとつとしてチェックしてみてください!
※この記事では、Nさんが実際に育てている植物をご紹介します。実が付く時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。
2. 「植えてよかった」冬に赤い実がなる縁起物《小さめ低木》4選
まずは《赤い実のなる低木》を4種ご紹介。Nさんの話によると「植えたあとは、ほぼほったらかし」「落ちた実から芽吹いて成長し、年々かわいい実をつける株が少しずつ増えている」そうです。
それでは、それぞれの低木の特徴を実際の写真とともにご紹介します!
2.1 マンリョウ(万両)
ツヤツヤの丸い実がオシャレな「マンリョウ」2/15
LIMOガーデニング部撮影
古くから《お正月を彩る木》として親しまれている「マンリョウ」。葉の下に艶やかな赤い実をサクランボのようにつけるオシャレな常緑低木です。
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LIMOガーデニング部撮影
マンリョウの樹高は1m前後。こぼれ種からの発芽率が良く、Nさん宅でも小さなものから1mほどの高さのものまでたくさん育っていました。
実の鑑賞期は晩秋〜早春まで。夏には白い小花も楽しめます。耐陰性が強く、日当たりが悪い庭で育てられるのも魅力のひとつといえるでしょう。センリョウには白い実がなる品種もあるので、紅白一緒に育てるのも素敵ですよ!
※参考価格:600円~1000円前後(3号ポット苗)
2.2 センリョウ(千両)
枝先にまとまって付く朱色の実がかわいい「センリョウ」4/15
LIMOガーデニング部撮影
次に見せていただいたのは、マンリョウと並んで縁起物として親しまれている「センリョウ」。緑の葉の上にチョコンと乗るように、かわいい朱色の実をつける常緑低木です。
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LIMOガーデニング部撮影
センリョウの樹高も1m程度。Nさん宅のセンリョウは、大人の腰あたりの高さに育っていました。
実の鑑賞期は晩秋〜早春あたりまで。初夏に黄緑色の花を咲かせますが、葉の色と同化してあまり目立つことはありません。センリョウと同じく日陰で育てることもできます。
※参考価格:500円~1400円前後(3号ポット苗)
2.3 カラタチバナ(百両)
葉の間から愛らしい赤い実を覗かせる「カラタチバナ」6/15
LIMOガーデニング部撮影
細長い葉の中からピョコンと顔を出すように赤い実をつける「カラタチバナ」。お正月の縁起物としてお馴染みのセンリョウ・マンリョウと並び「ヒャクリョウ(百両)」とも呼ばれている常緑低木です。
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LIMOガーデニング部撮影
樹高はセンリョウやマンリョウよりも小さく、50cm前後。Nさん宅のカラタチバナも樹高20cm~膝下までに収まっていました。
実の鑑賞期は秋〜春の始め頃までになり、初夏には白い小花が楽しめるのも嬉しいポイント。「背が高くならない木がほしい」「手がかからない植物を植えたい」という方にピッタリといえるでしょう。
※参考価格:1000円~2000円前後(3号ポット苗)
2.4 ヤブコウジ
足元を彩るアクセント「ヤブコウジ」8/15
LIMOガーデニング部撮影
低木4つ目は「ジュウリョウ」という愛称でも親しまれている「ヤブコウジ」。葉の下に隠すように艶やかな実をつける奥ゆかしさが魅力です。
先ほどご紹介した「カラタチバナ」よりもさらに小さく、樹高10〜30cmとコンパクト。Nさん宅でも、足元を彩るアクセントとして活躍していました。日陰のグランドカバーとしてもおすすめです。
赤い実は初秋〜冬が終わるまで長く鑑賞でき、あまり目立ちませんが初夏に白〜ピンクの小花が楽しめるのもポイント。葉に模様が入る斑入り種や大きめの実がなるタイプなどさまざまな品種があり、自宅に合う種類が選べるのも大きな魅力です。
※参考価格:500円~1500円前後(3号ポット苗)
3. 「植えてよかった」冬に赤い実がなるオシャレな《中高木》2選
ここからは、樹高が高くて存在感がある《赤い実がなる中高木》を2種ご紹介。伸び伸びと育てるのも素敵ですし、定期的に剪定をすればコンパクトに育てることもできます。
和洋どちらの庭にも似合う樹木ですので、ぜひチェックしてみてください!
3.1 セイヨウヒイラギ
赤い実と光沢のあるギザギザの葉がおしゃれな「セイヨウヒイラギ」9/15
LIMOガーデニング部撮影
「セイヨウヒイラギ」は、光沢のあるギザギザの葉×赤い実のコントラストが冬景色に映える樹木。「クリスマス・ホーリー」という名前で販売されることもあります。
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LIMOガーデニング部撮影
最終樹高は5〜8m程度。大きくなるにつれてトゲが少なくなるというユニークな一面もあるようで、現在5m程度にまで育ったNさん宅のセイヨウヒイラギは、確かに葉が丸みを帯びています。撮影当時は実が鈴なりになっていますが、「もう少し実が熟すと鳥たちが食べに来てなくなってしまう」と話されていました。
定期的に刈り込みをすれば生垣としても活躍してくれます。防犯面でも役に立ってくれそうですね。実の鑑賞は晩秋〜早春になり、春には香りが良い白い小花も楽しめます。
※参考価格:800円~1500円前後(4号ポット苗)
3.2 クロガネモチ
光沢のある赤い実がたくさんつく「クロガネモチ」11/15
LIMOガーデニング部撮影
最後は、枝先に光沢のある小さな赤い実をたくさんつける「クロガネモチ」。性質が丈夫で病害虫や潮風にも強いため、街路樹としても使用されている常緑高木です。
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LIMOガーデニング部撮影
最終樹高は10~15m程度。Nさん宅のクロガネモチも、ご自宅の2階の高さにまで大きく成長していました。
実の鑑賞時期は晩秋〜冬の終わり頃まで。雄株と雌株があり、赤い実をつけるのは雌株のみになります。初夏に咲く白やうす紫色の小花は目立ちませんが、艶やかな葉は1年を通して存在感抜群。実が無い時期はグリーンを楽しむ庭木として活躍してくれますよ。
※参考価格:1000円~1500円前後(5号ポット苗)
4. まとめにかえて
今回は、中部地方在住のガーデナー・Nさんが「植えてよかった!」と感じている《冬に赤い実のなる木》を6つ教えていただきました。
今回ご紹介した樹木は、どれも植えっぱなしで何年も実の鑑賞が楽しめるものばかり。お庭に1本あれば、毎年冬になるのがきっと楽しみになることでしょう。
庭のシンボルツリーや記念樹として、また冬景色を彩る庭木として《冬に赤い実のなる木》をお迎えしてみてくださいね。
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