2. 【年金収入別】実際の負担額をシミュレーション

子ども・子育て支援金の負担額は、一律ではありません。その人の年収に応じて、負担額が変わります。後期高齢者は年金が収入のほとんどを占めます。年間の収入が年金のみと仮定した場合を例に、いくつかの金額に分けて月あたりの負担額を見てみましょう。

子ども・子育て支援金の負担額

子ども・子育て支援金の負担額

出所:こども家庭庁「子ども・子育て支援金 医療保険制度ごとの年収別試算」をもとに筆者作成

  • 年収80万円:50円
  • 年収100万円:50円
  • 年収125万円:50円
  • 年収150万円:50円
  • 年収175万円:100円
  • 年収200万円:200円

年金(厚生年金+基礎年金)の平均受給月額は、15万289円となっています。そのため、年収180万円前後が後期高齢者の年収のボリュームゾーンと考えられるでしょう。100〜200円程度と月あたりの金額は決して高額ではありませんが、年間では1000〜2000円以上の金額がかかります。

私的年金などの備えがあり、年収200万円を超える場合は、300〜700円台と急激に負担が増えます。年間で5000円〜7000円ほどと、負担は軽くありません。

なお、後期高齢者全体の平均負担額は200円となる見込みです。

次章では、子ども・子育て支援金のポイントや注意点を解説します。