4.2 ケース2:これから老齢年金の受給が始まる場合(65歳到達時)
老齢基礎年金を新規に請求するタイミングで、年金生活者支援給付金の請求手続きも同時に行います。
65歳になる約3カ月前に届く「年金請求書」等の封筒に、年金生活者支援給付金の請求書も同封されています。
年金請求書とあわせて記入・提出することで、初回の年金支給時から給付金の受給が開始されます。
なお、上記のケース1・ケース2いずれの場合も、一度手続きを済ませて受給が始まれば、翌年度以降に毎年申請し直す必要は基本的にありません。
日本年金機構が毎年、前年度の所得状況を確認して支給要件を満たしているかどうか判定し、支給の可否を自動的に更新します。
ただし、今後所得が増えて条件から外れた場合などは給付金が停止となります。
5. 対象なら忘れずに「年金生活者支援給付金」を申請しよう!
年金生活者支援給付金は金額こそ月数千円程度と大きくないものの、老後の生活を下支えする貴重な収入です。
一方で、申請をし忘れたり期限に遅れたりすると、本来受け取れるはずの給付金を逃してしまいます。
日本年金機構から案内が届いた場合は内容をよく確認し、早めに対応することが大切です。
また、自分自身だけでなく家族や身近な人で対象となりそうな人がいれば、制度の存在や申請が必要なことをぜひ伝えてあげてください。
制度を正しく理解し、もらえる給付金は忘れず確実に受け取るようにしましょう。
参考資料
苛原 寛