4. まとめ
投資の成果は、「いつ始めて、いつ手放すか」というタイミングに左右される側面があります。しかし、将来の価格を正確に予測することは誰にもできません。
そこで有効なのが、NISAの「つみたて投資枠」を活用した積立投資です。
毎月一定額を買い続けることで購入時期が分散され、価格変動リスクを抑える「時間分散」の効果が期待できます。
最終的に「オルカン」を選ぶか「S&P500」を選ぶか、あるいは両者を組み合わせるかは、正解があるわけではなく、あくまでご自身のリスク許容度や投資方針次第です。
何より大切なのは、商品の特性を正しく理解し、無理のない金額で「長期継続」すること。今回は人気を二分する2大ファンドを比較しましたが、世の中にはこれ以外にも優れたパフォーマンスを上げている選択肢は数多く存在します。
- 投資の目的は何か?(老後資金、教育資金など)
- 何年間の運用期間を確保できるか?
- 「積立」でコツコツ育てるか、「一括」でチャンスを狙うか?
- どの程度の損失なら許容でき、どれほどのリターンを期待するか?
これらの条件によって、最適なファンドは一人ひとり異なります。場合によっては、投資信託以外の金融商品が適しているケースもあるでしょう。まずはご自身の投資意向を整理し、納得感を持って歩める資産形成の道を探してみてください。
※再編集記事です。
参考資料
- 三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
- 三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
- 金融庁「資産運用シミュレーション」
- 金融庁「新しいNISA」
- LIMO「【辰巳天井→午尻下がりでどうなる?!】2025年の運用成果「オルカン」・「S&P500」どちらが良かった?「分散投資」はパフォーマンスにどう影響したのか」
和田 直子