3. “負けない資産運用のコツ”3選

積立投資で成果を出すうえで大切なのは、「当てにいく」ことよりも「大きく崩れない」運用を続けることです。

相場の先行きを正確に読むのは、プロでも簡単ではありません。だからこそ新NISAの積立投資では、相場環境に左右されにくいルールを作り、長く続けることが結果につながりやすくなります。

ここでは、オルカンやS&P500のようなインデックスファンドを積み立てる際に意識したい“負けにくくする”コツを3つ紹介します。

3.1 積立を途中でやめない

積立投資の最大の強みは、時間を味方につけられる点です。

相場が下落した局面では評価額が減り、不安を感じやすくなりますが、こうした局面こそ安い価格で口数を増やせる期間でもあります。

短期的な値動きに振り回されず、あらかじめ決めた積立を継続することが、結果的に負けにくい運用につながります。

3.2 高いリターンを狙うより「続けやすさ」を優先する

高いリターンを狙える商品は魅力的ですが、価格変動も大きくなりがちです。値動きが激しいと、精神的な負担が増え、積立をやめてしまう原因になりかねません。

NISAの積立投資では、「自分が長く持ち続けられるか」という視点が重要です。

もちろん商品選びは重要ですが、リスク許容度が低い場合は値動きが緩やかな商品を選び、「続けやすさ」を優先することも大切です。

3.3 新NISAの非課税メリットを最大限に活かす

運用益(売却益・配当/分配金)が非課税

運用益(売却益・配当/分配金)が非課税

出所:金融庁「NISAを知る」

通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で得た運用益は非課税です。この違いは、運用期間が長くなるほど大きくなります。

積立投資で複利効果を狙う場合、税金による目減りがないことは大きな利点です。短期売買を繰り返すよりも、長期で積み立て、非課税の恩恵を活かし続けることが、負けにくい資産運用の基本といえるでしょう。