2026年となり、「今年こそ将来や老後のお金のことを真剣に考えたい!」と元旦に誓った人も多いのではないでしょうか。
「老後は年金で暮らせるのか」、「実際みんなどれくらい貯蓄があるのか」ーこうした疑問は、数字を“月額”で見える化できれば、一気に現実味が増す一方で具体的になるというもの。
本記事では、公的統計をもとに、65歳以上の無職夫婦世帯の「生活費(支出)」「年金月額の目安(収入の中心)」「貯蓄額(金融資産)」などを詳しく解説します。ご自身の将来や老後のライフプランを考えるきっかけとして、ぜひご一読ください。
1. 65歳以上の無職夫婦世帯の「生活費(月額)」は平均いくら?
総務省統計局「家計調査報告〔家計収支編〕2024年平均結果の概要」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計の月の消費支出は25万6521円です。
まず、食料が月7万6352円(構成比30%)と大きく、日々の選択が家計に反映されやすい費目です。また、光熱・水道(2万1919円)や交通・通信(2万7768円)は契約内容や利用状況の見直しで差が出やすい領域です。
一方で、住居費は月1万6432円と低めに見えますが、これは持ち家世帯の比率などの影響も考えられます。賃貸の場合は住居費の上乗せが起きやすい点に注意が必要です。
このように内訳を見ると何にどれくらいかかっているかが一目瞭然ですね。
「食費」「光熱」「医療」「通信」「娯楽」あたりが、固定費と変動費の混合ゾーンになりやすいところです。ここを把握しておくと、節約の“効きどころ”を見つけやすくなるでしょう。
