ドルコスト平均法で投資初心者がハマる落とし穴とは

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たとえば、毎回1万円を5回に分けて株式に投資することにします。株価は毎回変動するので異なる株価であることがあります。以下、株価と買い付けることができる株数を見ていきましょう(ここでは、売買手数料は考えないことにします)。

  • 1回目:株価100円、株数100株
  • 2回目:株価110円、株数90.9株
  • 3回目:株価120円、株数83.3株
  • 4回目:株価130円、株数76.9株
  • 5回目:株価140円、株数71.4株

このようにドルコスト平均法では、毎回の買い付け金額を設定しているために、株価が上昇するとその分買い付ける株数が少なくなり、より高い株価で多くの株数を買い付けるということを避けることができます。

さて、5回の買い付けを行い、全体の資産はどう変化したのでしょうか。投下資本は毎回1万円を5回投資したので、5万円となっています。

先ほど買い付けた株数を全部合計すると、422.5株となります。先ほどの計算で少数第一位までを使用しているので、多少の誤差がありますが、ここでは無視してください。

422.5株に5回目に買い付けた時の株価である140円をかけてみましょう。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。