習い事や塾だけではない…子どもの成長に大切なこととは?

子どもには、いろんなことを学んで成長してほしいもの。そのためにも、習い事や塾に通わせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。でも、それをするにはたくさんの教育費が必要になります。

そもそも、子どもにとっての学びの場は習い事や塾だけとは限りません。なかには、子どもの決意を見守ることで成長を支えたケースもあるようです。そこで今回は、「子どもの成長」について迫ってみました。

子供の成長に本当に大切なこと

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「あれもこれも学んでほしい」という思いから、子どもにたくさんの習い事をさせている親もいることでしょう。親にとっては「子どもの可能性を広げてあげている」のかもしれませんが、本人にとっては苦痛に感じることもあるようです。

子どもの頃に週2でバレエを習っていた女性は、「バレエの日が憂うつだった」と語ります。その理由は、レッスンが嫌でたまらなかったから。ところが、母に笑ってもらうため、辞めたいとは言いだせなかったようです。

他の習い事も同様に、仕方なく通い続けていたとのこと。ところが、その結果十二指腸潰瘍になってしまいました。

この頃を振り返ると、親子間の「会話」が足りなかったと考えられます。親が「子どもの気持ちに寄り添おう」と決めると、その気持ちは子どもにも伝わるもの。

子どもが成長するのは、嫌なことに「我慢」しているときではなく、好きなものに「努力」しているときです。特に「自由時間」は、子どもの可能性を引き出します。大人目線で「空き時間は無駄」と考えず、子どもが好きなことをする時間も用意してあげましょう。

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教育費であなどれない支出

習い事や塾代を含め、子どもを育てるには多くの教育費が必要になります。具体的には、いくらぐらいかかるのでしょうか。

文科省の「平成28年度(16年度)子供の学費調査 調査結果の概要」による公立・私立の教育費は以下の通りです。

なお、「学習費総額」は「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」の合計。「学校教育費」の内訳は授業料や修学旅行・遠足費、児童会・生徒会費、PTA会費、納付金、教科書・学用品費、通学費、制服、通学用品費など。「学校給食費」は完全給食や補食給食、ミルク給食等給食の実施形態に関わらず、給食費として徴収した経費。「学校外活動費」は家庭内学習費や家庭教師費用等、学習塾費等、体験活動・地域活動、芸術文化活動、スポーツ・レクレーション活動、教養・その他が該当します。

幼稚園の学習費総額(年額)
公立:23万3,947円(うち学校外活動費9万2,983円)
私立:48万2,392円(うち学校外活動費13万3,705円)

小学校の学習費総額
公立:32万2,310円(うち学校外活動費21万7,826円)
私立:152万8,237円(うち学校外活動費61万3,022円)

中学校の学習費総額
公立:47万8,554円(うち学校外活動費30万1,184円)
私立:132万6,933円(うち学校外活動費32万9320円)

高校の学習費総額
公立:45万862円(うち学習外活動費17万4,871円)
私立:104万168円(うち学校外活動費28万5,067円)
※高校は全日制の場合

大学の学習費総額
国立:53万5,800円(+入学金28万2,000円)
私立:108万1,388円(+入学金25万2,030円)
※国立大学は平成16年度(04年度)以降の国の標準額、私立大学は文科省の「私立大学等の平成29年度(17年度)入学者に係る学生納付金等調査結果について」から記載。

幼稚園では私立が公立の2.1倍、小学校では4.7倍、中学校では2.8倍、高校では2.3倍、大学では2倍の差があります。学習費総額に対する割合の多い、学校外活動費の存在もあなどれません。

7歳男子の決意を見守る家族

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。