7. 高齢者世帯が住民税非課税世帯に該当しやすい理由
高齢者世帯は、現役世代と比べて住民税非課税世帯に該当しやすい傾向です。
背景には、年金生活による収入減少や、公的年金等控除の存在があります。
また、遺族年金は非課税所得のため、課税所得に含まれません。
複数の制度的要因により、65歳以上の世帯では住民税が非課税となるケースが多くなっています。
8. まとめにかえて
給付付き税額控除は、税額と現金給付を組み合わせることで、これまで支援が届きにくかった低所得者層や住民税非課税世帯を支える新たな仕組みです。
一律給付と比べて無駄が少なく、必要な世帯に重点的な支援を行える点が特徴といえます。
今後、対象者や給付額、制度設計がどのように具体化されるのか、政府の動きに注目していきましょう。
※LIMOでは、個別の相談・お問合せにはお答えできません。
参考資料
- 首相官邸「第219回国会における高市内閣総理大臣所信表明演説」
- 総務省「個人住民税」
- 神戸市よくある質問と回答「住民税(市県民税))が課税されない所得額はいくらですか?」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
- 国税庁「No.1605 遺族の方に支給される公的年金等」
円城 美由紀