4. まとめ:今後の家計管理で知っておきたい医療制度の変更点
今回は、「後期高齢者医療制度」の窓口負担の仕組みと、負担割合の基準について解説しました。
J-FLECの調査が示すように、先行きが見えない物価高に不安を抱えるシニア世代は少なくありません。加えて、2025年秋には2割負担の方の負担増を抑える「配慮措置」が終了したほか、2026年4月からは公的医療保険に上乗せされる形で「子ども・子育て支援金」の徴収(年金収入等に応じて月額数十円~数百円程度)が新たに開始されるなど、シニアの医療や社会保険料に関わる負担は少しずつ変化しています。
年金収入を主とする生活の中で安心を確保するためには、ご自身の医療費負担がどのくらいになるのか、こうした制度の仕組みを正確に把握することが大切です。
今後のライフプランを考えたり、家計を見直したりする際には、最新の制度変更を考慮に入れ、無理のない範囲で長期的な視点から備えを検討してみてはいかがでしょうか。
※この記事は再編集記事です。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
- 政府広報オンライン「後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?」
- 厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」
- こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室「子ども・子育て支援金制度について」
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【75歳~ 後期高齢者医療制度】医療費の窓口負担がいちばん重い「3割」になる《現役並みの所得者》とは?世帯単位の課税所得・年金収入の目安を確認
マネー編集部社会保障班