年末が近づく12月は、家計や将来のお金について見直す人が増える時期です。
「老後資金は本当に足りるのだろうか」と不安を感じている方は少なくありません。実際、老後の生活を心配している人の割合は8割に達しています。預貯金だけでは資産を増やすことが難しい今、注目されているのがNISAです。
2024年に制度が一新され、運用益が非課税になるだけでなく、非課税期間が無期限になりました。月5万円を15年間積み立てた場合、運用次第では大きな資産を築ける可能性があります。
老後の不安を解消するために今からできる、NISAを活用した資産形成の方法を詳しく解説します。
1. 運用益が非課税になるNISAのメリットを活用しよう
NISAとは、投資による利益に税制上の優遇措置が適用される仕組みです。2024年に制度が一新され、従来よりも使いやすい制度になりました。
一般的な投資では、得られた収益に対して約20%の税金がかかります。NISAを活用すれば税金が免除され、運用で得た利益をそのまま手にすることができます。
非課税投資枠の保有期間は無期限で、急にお金が必要になった際には、自由に換金することも可能です。通常の投資よりも有利に資産形成を進められるだけでなく、結婚や住宅購入、教育費など人生の様々な場面に柔軟に対応できます。
2. 「15年間・毎月5万円」積立投資した場合の資産額をシミュレーション
投資をすることで、実際にどの程度資産が増やせるのかをシミュレーションしてみましょう。月5万円ずつ投資を続けた場合、15年後には以下のような資産を築ける結果となりました。
投資にはリスクが伴うため、シミュレーション結果が実現するとは限りません。マイナスになってしまう可能性もあります。
ただし、預貯金だけでは資産を増やせる期待が持てない以上、ある程度のリスクを負ってでも投資をするのは合理性があります。
3. 老後の心配をしている人の割合は8割
「J-FLEC(金融経済教育推進機構)」の調査によると、老後の生活への心配に関して「多少心配である」「非常に心配である」と回答した人の割合が8割でした。
老後への不安を抱える方が8割という現実は、公的年金だけでは十分な生活ができないという認識の表れです。この不安を和らげるために、早い段階からの資産形成が欠かせません。
特にNISAとiDeCoは、この資産形成を後押しする制度です。iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となり、税負担を軽減しながら老後資金を準備できます。ただし60歳まで引き出せない点には注意が必要です。
老後の心配を解消するには、今日から一歩を踏み出すことが大切です。NISAとiDeCoの両制度を活用し、無理のない範囲でコツコツと積み立てることで、安心できる老後を自分で築くことができます。
4. おわりに:新NISAの積立投資は「早めの準備」と「継続」がカギ
新NISAを活用して毎月5万円を積み立てると、運用次第では老後資金として心強い資産形成が期待できます。ただし、重要なのは利回りの数字だけでなく、長期間コツコツ続けられるかどうかです。
年末は、これまでの支出や貯蓄状況を振り返り、来年に向けた資産形成の方針を考える良いタイミングです。無理のない金額で将来への備えを進めていきましょう。
「いつか」ではなく、「今の状況」を確認することが、老後不安を減らす第一歩になります。



