新年を迎え、「2026年こそお金を貯めたい」と考えている人も多いでしょう。

貯蓄を考え始めると「みんなはいくらお金を貯めているの?」「うちの貯蓄は平均より多いか少ないか?」などが気になるものです。

本記事では、年代別の平均貯蓄額について解説します。

貯蓄をするときのポイントを年代別に紹介しますので、新年の貯蓄計画を立てるときに役立ててください。

1. 年代別の平均貯蓄額

金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査」によると、二人以上の世帯の全年齢貯蓄平均額は1374万円です。

自分の貯蓄額と比べて高額であることに驚きを感じる人もいるかも知れませんが、全世帯の半分が1374万円以上の貯蓄があるというわけではありません。

全年齢の中央値(貯蓄額を小さい順に並べたとき真ん中の人の貯蓄額)は350万円で、約半数の世帯は、貯蓄額350万円以下です。一部の資産家が平均額を引き上げています。

年代別の平均貯蓄額は次の通りです。60歳代までは年齢が上がるほど、平均貯蓄額は増加します。平均貯蓄額は60歳代が最高ですが、中央値は70歳代が最も高く800万以上貯蓄のある世帯が半数を占める状況です。