4. 後期高齢者医療制度は全員に送付!
後期高齢者医療制度では、マイナ保険証の利用状況にかかわらず、原則としてすべての加入者に資格確認書が交付されています。
高齢者がマイナンバーカードの有無や利用登録を意識しなくても医療機関を受診できるよう、申請不要で一律に送付する運用が採られている点が特徴です。
ただし、資格確認書には有効期限が設定されているため、一度届いたからといってずっと使い続けられるわけではありません。
更新時期については、家族も含めて把握しておくことが今後は重要になります。
5. ライフスタイルに合わせて「マイナ保険証」を検討するという選択肢も
本記事では、マイナ保険証を利用しない人向けの「資格確認書」について解説しました。
資格確認書があれば、マイナ保険証を持っていなくても医療機関を受診することは可能です。
一方で、マイナ保険証には、従来の健康保険証や資格確認書にはないメリットがあります。
マイナ保険証を利用すると、本人の同意を前提に、過去の受診歴や処方薬の情報が医療機関や薬局で共有され、より適切な診療につながるとされています。
また、カードリーダーで資格確認が行われるため、受付時の事務負担が軽減され、手続きがスムーズになる点も特徴です。
さらに、顔認証や暗証番号による本人確認が行われることで、不正利用の防止にもつながります。
利便性や安全性を考えたうえで、ライフスタイルに合わせて、マイナ保険証の発行を検討してみてはいかがでしょうか。
※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。
参考資料
- 全国健康保険協会「健康保険証とマイナンバーカードの一体化(マイナ保険証)に関する 制度説明資料」
- 厚生労働省「資格確認書について(マイナ保険証を使わない場合の受診方法)」
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット」
苛原 寛
