1. 「年金生活者支援給付金」とは? 長いセカンドライフを支える制度の基本
厚生労働省が公表した『令和6年簡易生命表』によると、65歳時点での平均余命は男性で19.47年、女性では24.38年となっており、長寿化が進む日本ではセカンドライフが長期化する傾向にあります。
例えば、65歳で定年退職してから22年間、1日の自由時間を14時間と仮定すると、合計で11万2420時間にもなります。これは、現役時代の総労働時間(仮に43年間で8万6000時間と想定)を上回る長さです。
このように長期化するセカンドライフにおいて、老齢年金は生活を支える重要な収入源となります。しかし、年金収入だけでは生活が厳しい方々を支援するため、「年金生活者支援給付金」という制度が設けられています。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)