年末年始が近づき、つい財布のひもが緩みがちになるこの時期。1年間頑張ったご褒美にボーナスを使う方も多いかもしれません。
そんなときに参考にしたいのが、お金に好かれる人が取っている行動についてです。
ここでは、日本の富裕層や40歳代の貯蓄状況を踏まえたうえで、お金に好かれる人の特徴を紹介します。
1. 「富裕層。ほんの一握りしかいない」1億円以上の資産をもつ人は何パーセントいる?
漠然とイメージする「富裕層」ですが、どれくらいの資産を持つ人を富裕層と呼ぶのでしょうか。実は、富裕層には細かい定義がありません。
ただし、資産階層別の分布状況を調査している野村総合研究所では「資産1億円以上」を富裕層としています。同社によると、階層別の世帯数および資産規模は下記の通りです。
- 超富裕層(5億円以上):11万8000世帯/135兆円
- 富裕層(1億円以上5億円未満):153万5000世帯/334兆円
- 準富裕層(5000万円以上1億円未満):403万9000世帯/333兆円
- アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):576万5000世帯/282兆円
- マス層(3000万円未満):4424万7000世帯/711兆円
1億円以上の資産を持つ世帯は合計で165.3万世帯となっており、これは全体の約3%にあたる割合です。つまり、富裕層と呼ばれる人はほんの一握りであることが分かります。
