2. 働くシニアが対象となる雇用保険関連の3つの給付金
就労意欲のあるシニア世代を支援するため、雇用保険にはいくつかの給付金制度があります。ここでは、その中から代表的な3つの制度をご紹介します。
2.1 1. 65歳未満の方が対象の「再就職手当」
再就職手当は、失業した方が早期に安定した職業に就くことを支援する制度です。失業期間が短いほど、給付額が大きくなる仕組みになっています。
再就職手当の支給要件
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対象者:雇用保険の基本手当の受給資格を持つ方
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支給条件:基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上ある状態で、雇用保険の被保険者として再就職するか、事業を開始して被保険者を雇用するなど、定められた要件を満たした場合に支給されます。
再就職手当の給付率
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手当の額:就職日の前日時点での基本手当の支給残日数に応じて、以下の給付率で計算されます(1円未満は切り捨て)。
- 所定給付日数の3分の2以上の支給日数を残して就職した場合:「支給残日数の70%」
- 所定給付日数の3分の1以上の支給日数を残して就職した場合:「支給残日数の60%」
再就職手当の額
補足として、再就職手当を受給し、同じ勤務先で6カ月以上働いたにもかかわらず、その間の賃金が離職前より低い場合には、「就業促進定着手当」という別の手当の対象になる可能性があります。
著者
大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。
保険の比較・見積からネット申込まで無料サポートする「ほけんのコスパ」では、「生命(死亡)保険3000万の月額保険料はいくら?データを元に必要な保障額プロが徹底解説」や「七大疾病保険は本当に必要?悩んだ時の判断ポイントと加入のメリット・デメリット」などを執筆。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)