「住民税非課税世帯」となる「年金収入」はいくら？過去に実施された”3万円・7万円・10万円”などの「現金給付」を振り返り！【優遇措置5選】も見てみる！課税・非課税の収入ボーダーライン

6. 【神戸市の例】給与・年金収入ごとの非課税ライン

住民税が非課税となる所得の基準は、前述の「同一生計配偶者や扶養親族の数」だけでなく、収入の種類によっても変わります。

所得は収入から各種控除を差し引いて計算されるため、神戸市の基準を具体的な「収入金額」に換算して確認してみましょう。

住民税非課税世帯に該当する世帯

合計所得金額が45万円以下になる方

合計所得金額が101万円以下になる方

単身世帯の場合、給与収入のみなら100万円以下、65歳以上で年金収入のみなら155万円以下が住民税非課税の目安です。

同一生計配偶者や扶養親族がいると、非課税となる収入の基準額は引き上げられます。

特に、65歳以上で年金収入のみの世帯では、扶養者が1人いるだけで非課税ラインが211万円以下となり、単身世帯よりも大幅に緩和されることがわかります。

このように、世帯の構成や収入源によって、住民税の負担は大きく変わるのです。