快適な眠りを得るために、寝具にこだわる人が増えています。ただ自分に合うかどうかは試してみないと分からないため、どれを選択すればよいか悩む人も多いでしょう。

今回は、「向いてる枕がわからない」という人にほど試してほしい、中身がほぼ空気というSCiENSLEEP「空気層で支える枕」をレビューして分かった良かった点・気になった点を紹介します。

1. 【空気層で支える枕レビュー】睡眠時間だけでなく「質」を重視する人が増加中

近年、健康や1日のパフォーマンスを向上させるための基本として、睡眠の注目度は高まっています。しかし、現代の日本人の多くが理想とする睡眠の状態に至っていないのは、おそらく多くの方が認識しているところでしょう。

レスメド株式会社が2023年12月~24年1月にかけて実施した「レスメド2024年世界睡眠調査」によると、日本は調査対象となった17ヵ国の中で、睡眠時間で最下位という結果になっています(6.45時間)。

日本の睡眠時間は調査対象国の中で最下位

出所:レスメド株式会社

さらに、睡眠の質を問う調査でも、約4割が「満足していない」と回答しており、こちらもワースト1位となっています。

日本は睡眠の質でも世界ワースト1位という結果に

出所:レスメド株式会社

そうは言っても、睡眠時間を増やすというのは、さまざまな事情からなかなか難しいものです。そこで直近の市場トレンドとなっているのが「良い寝具」を使用すること。寝具市場は国内の人口減少にも関わらず、高付加価値の商品が売れていることで、堅調に推移しています。

今回、ご紹介するSCiENSLEEPの「空気層で支える枕」も、まさにそうしたトレンドを反映した睡眠の質向上を目的とした枕になります。