2.3 STEP3:国民年金と厚生年金と合計する
最後に、STEP1・2で計算した国民年金と厚生年金を合計します。
計算の結果、年額191万356円となり、月額に換算すると15万9196円となります。
したがって、平均年収500万円で40年間働いた人は、国民年金を含む厚生年金を、おおよそ月額16万円受給できる結果となりました。
ただし、今回のシミュレーションは簡略化したものであり、実際には複雑な計算を経る必要があります。
そのため、結果の金額は、あくまでも一つの目安として捉えるようにしましょう。
3. まとめ
「平均年収500万円」で40年間会社員として働いた人は、将来、厚生年金と国民年金を合わせて月額約16万円受給できる結果となりました。
これは平均年金受給額の約14万6000円よりも、1万4000円ほど多くなっています。
ただし、いくら平均額よりも多いからといって、生活費を年金だけでカバーできるかどうかはわかりません。
老後資金が不足した場合に備えて、早めに貯蓄を始めることをおすすめします。
参考資料
木内 菜穂子