4. 「年金生活者支援給付金」はいつ支給されるの?

年金生活者支援給付金は、偶数月の15日に年6回に分けて支給されます。

なお、15日が土日や祝日にあたる場合は、直前の金融機関営業日に前倒しで振り込まれます。

振込先は公的年金の受取口座と同じですが、年金とは区別され、同じ日に別件の入金として処理されます。

そのため、通帳上でも個別の振込として確認が可能です。

給付の対象となるのは原則として直近2カ月分で、たとえば2026年2月13日の支給時には、2025年12月分と2026年1月分の給付金がまとめて振り込まれます。

5. 年金暮らしを支える支援制度「年金生活者支援給付金」の申請を忘れずに

ここまで、2026年2月13日の振込日に向けて「年金生活者支援給付金」が1人あたり月額いくら受給できるのか、目安や計算の仕組みについて解説しました。

物価高が続いているなか、圧迫される家計の助けとなるものですので、支給対象となる方は忘れずに申請しましょう。

なかには、老後、年金だけでの生活が心配だという方もいるでしょう。

まずは自分自身の年金情報を「ねんきんネット」「ねんきん定期便」などで確認し、老後生活をイメージしておくことが大切です。

贅沢せずに生活をしていくことすらも大変な世の中ですが、働いてお金を貯められる現役世代のうちに、少しでも老後に向けた資金作りをしておきたいところです。

ますは支出を見直し、浮いたお金で貯蓄や資産形成を行うなど、家計の状況に合わせて無理なくできることからはじめてみてはいかがでしょうか。

参考資料

矢武 ひかる