5. 公的年金だけに頼らない老後設計を立てよう
今回は、70歳代の平均貯蓄額や老後に受給する公的年金の平均年金月額を紹介しましたが、実態は以下のとおりです。
- 二人世帯の約4割が「年金だけでは生活が困難」と感じている
- 老後の収入源における公的年金の割合は減少している
つまり、すでに老後は「公的年金だけに頼らない時代」となっていると言えます。私的年金や投資など、さまざまな方法を用いて老後の生活に向けた準備が必要です。
2026年の新しい年は、新NISAやiDeCo、個人年金保険など、資産形成に向けてスタートしてみてはいかがでしょうか。それぞれリスクやメリットなどの特徴があるため、お金のリテラシーを高めつつ、老後に向けて計画を立ててみてください。
【参考資料】
児島 裕子
執筆者
1981年生まれ。2000年に高校卒業・妊娠・出産。2003年に明治安田生命(旧明治生命)に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、公的保険アドバイザーの資格を保有する日本FP協会認定のアフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー(AFP)。保険見直しや資産形成など、人生にかかわるお金の相談に特化した独立系FP。
現在は、W&DーWriter&Design-の代表。FP相談では、AI時代に特化した「AI×FP」のハイブリッドFP相談が特徴。また、WEBライターやWEBデザイン事業も展開し、専門家コメントやお金に関する記事執筆を中心に、執筆数は全体で1,000記事を超える。子育てを終え、柴犬と豆柴を連れ夫婦で旅行に行くことを趣味としている。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
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CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)