5. まとめ
65歳で介護保険料が上がりやすいのは、会社による保険料負担がなくなることに加え、保険料の計算方式が大きく切り替わることが主な理由です。
さらに、65歳以降の介護保険料は市区町村が独自に決めているため、地域によって負担額に大きな差が生じます。
どの自治体に住んでいるかによって、負担感が大きく変わる点は押さえておきたいポイントです。
介護保険料は、老後の家計に確実に影響する固定費の一つ。通知書や自治体の情報を活用しながら、自分がどの所得段階に該当するのか、年間どれくらい負担が発生するのかを早めに把握しておくと安心でしょう。
参考資料
- 日本年金機構「年金から介護保険料・国民健康保険料(税)・後期高齢者医療保険料・住民税および森林環境税を特別徴収されるのはどのような人ですか。」
- 厚生労働省「第9期計画期間における介護保険の第1号保険料について」
加藤 聖人