就職活動で「体育会」が強いワケ

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何でもかんでも反対をして、そもそも自分の考えを言わなかったり、代案を示すなどをしない行為は、チームとして考えれば雰囲気が悪くなるだけではなく、よくなることはあまりないといえるでしょう。

チーム運営を円滑に運営するために、そうした態度の人をいかに前向きに協力してもらうかが日本企業のリーダーシップの神髄というところでしょうか(外資系企業だとそういう人は景気が悪くなるとポジションを失う傾向にあります)。

まとめにかえて

体育会出身者は、スポーツや共同生活を通じて、リーダーシップだけではなく、フォロワーシップを自然に身に着けていることが多いというのが就職活動やその後の社会人生活でポジションを確立できる背景とみています。

最後に話はそれますが、就職活動において、グループディスカッションが果たされることがありますが、その際に必ずしも「リーダー」役を演じる必要はありません。「フォロワー」としてどのように結論を導くプロセスに貢献するか、「リーダー」の間違いを指摘するガバナンス機能を発揮するかも注目ポイントといえます。

 

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。