就職活動で「体育会」が強いワケ

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就職活動でよく耳にするのが「体育会は就職に有利」というフレーズ。これは本当でしょうか。体育会の就職活動は、先輩後輩関係における採用プロセスにフォーカスされがちですが、今回は別の視点、特にチーム形成とその運営という視点等から考察していきましょう。

うらやましかった体育会のOBOGネットワーク

自分が就職活動中に、当時の大学の同級生で体育会に所属する友人がいました。友人は自分が所属する体育会のネットワークを活用して、次々に有名企業に勤務する先輩に会うことができていました。

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それを横目にうらやましさと同時に「体育会って、やはりネットワークがすごいな」と感じました。

自分はというと、大学の就職活動のサポート機能を活用して、OBにお会いしていました。そうしたOBは、大学の先輩ではあるけれども、一度も面識がなく、特につながりもない先輩にアポイントメントを入れて会ってもらうという状況でした。

そんな「弱い」つながりで、今になって考えるとよく会ってくれたなと思い、感謝しかありません。ただ、体育会でのネットワークを活用したスピードと比べると、効率的なものとは言えませんでした。

リーダーなのか、フォロワーなのか

私自身、大学卒業後に国内の大手金融機関に入社しました。そこでは数多くの体育会出身の人材が活躍をしていました。

当時は、入社してすぐに新卒採用のお手伝いをすることが当たり前となっており、自分が通ってきた採用プロセスを垣間見ることができました。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。