就職活動で「体育会」が強いワケ

Natnan Srisuwan/Shutterstock.com

そこで感じたのは、「なぜ大企業には活躍する体育会出身者が多いのか」という点です。

体育会出身の人材の印象としては、チームの「リーダー」として活躍する人物がいる一方、「フォロワー」としてチーム運営を円滑にする人材の両方が存在するということです。

私が勤務した金融機関での先輩や同期に関していうと、どちらかといえば「フォロワーシップ」に関して突出する人材が多かったように思います。そうした人材は清潔感もあり、またいいかえると「いい奴」や「ナイスガイ」という言葉があてはまる人が多かった印象です。

体育会というと「キャプテン」という役割とともにリーダーシップをとるイメージが先行しがちでありますが、チームとしてみれば、フォロワーシップは重要な要素です。チームが方針を決めた後には、その方針に沿って物事を運ばないといけないからです。

大企業といっても小さな部署の集合体

大手の金融機関といっても、実際に足を踏み入れるとすぐに気づくことですが、一つ一つの部や課の規模は意外に小さく(就職活動を経て新卒として入社すると特に感じます)、会社によっては異なるでしょうが、私が入社した金融機関は東京でも、課でいうと5から6名、部でいっても数十名という規模です。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。

あわせて読みたい

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。