【厚生年金＋国民年金】12月15日の年金支給日に、ひとりで「20万円（月額10万円）」もらっている人は何パーセント？標準夫婦は「ふたりでいくら」支給される？モデル年金額も解説！

12月15日の年金支給日が近づき、10月・11月分の振込額がどれくらいになるのかを確認したいという声が高まっています。

物価の高止まりが続く中、公的年金の受給額は家計の安心につながる重要な指標です。

本記事では、厚生年金と国民年金を合わせて「月10万円（2ヵ月で20万円）」を受け取っている人が全体のどれくらいを占めるのかを見ていきます。

さらに、夫婦が標準的な年金額を受け取る場合、2人でいくら支給されるのか、公的年金だけで生活する世帯の割合はどの程度なのかについても解説します。

1. 日本の年金制度は「2階建て構造」

日本の公的年金制度は、「すべての人が加入する国民年金」と「会社員や公務員などが加入する厚生年金」の2階建て構造になっています。

日本の公的年金制度の仕組み

さらに老後の備えとして、公的年金に加えて次のような私的年金制度も活用できます。