2. 「貯蓄4000万円以上」を保有している二人以上世帯は何パーセント?

総務省統計局「家計調査報告 貯蓄・負債編 2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯で貯蓄4000万円以上ある世帯は13.9%となっています。

  • 平均値:1984万円
  • 貯蓄保有世帯の中央値:1189万円
  • 100万円未満:10.2%
  • 100~200万円:4.9%
  • 200~300万円:4.9%
  • 300~400万円:4.9%
  • 400~500万円:4.0%
  • 500~600万円:4.3%
  • 600~700万円:3.9%
  • 700~800万円:3.1%
  • 800~900万円:3.3%
  • 900~1000万円:2.8%
  • 1000~1200万円:5.8%
  • 1200~1400万円:4.5%
  • 1400~1600万円:4.5%
  • 1600~1800万円:3.0%
  • 1800~2000万円:3.0%
  • 2000~2500万円:6.7%
  • 2500~3000万円:5.1%
  • 3000~4000万円:7.2%
  • 4000万円以上:13.9%

つまり、全体の約14%、およそ7世帯に1世帯が貯蓄4000万円以上を保有している計算になります。

一方で、残りの約86%の世帯は4000万円未満であり、さらに貯蓄1000万円に届かない世帯も少なくありません。

上記から、多くの世帯が高額な貯蓄を保有しているわけではない現状がうかがえます。

では、貯蓄4000万円以上を保有している世帯の平均年収はどのくらいなのでしょうか。