3. ハボタンの寄せ植えを「センスよく見せる」4つのコツ
3.1 小ぶりなハボタンを使う
近年は品種改良によって、小輪のハボタンも数多く出回るようになりました。まるでバラのような可憐な花姿で、繊細さとモダンな雰囲気を演出できます。
大輪のハボタンのような「お正月感」が薄れ、洗練された印象にまとまるでしょう。
3.2 配色のトーンを統一する
ハボタンの存在感が強いため、多色使いを避け、全体的な配色トーンを統一するのがおすすめです。メインカラーが際立つように、花や葉の色は2~3色程度に抑えましょう。
また、黒や白などのモノトーンをアクセントとして加えると、全体が引き締まり、モダンで上品な仕上がりになります。
3.3 軽やかさを演出する
ハボタンの重厚感を和らげるために、小さな花や繊細な葉を組み合わせましょう。ハボタンとの対比を意識することで、寄せ植えが軽快な雰囲気に。
コントラストを強調することで、寄せ植えがハイセンスなデザインになります。
3.4 高低差で立体的な空間を作る
平面的で単調な印象にならないように、草丈の異なる植物を選ぶことが大切です。背の低い植物は中央や手前に、背の高い植物は後ろや側面に配置して、高低差を演出しましょう。
鉢の縁から垂れ下がる植物を加えると、下方向への自然な流れが生まれ、視覚的な広がりを演出できます。
4. ハボタンの寄せ植えで冬の庭や玄関先をおしゃれに
従来の「お正月飾り」のイメージから脱却し、ハボタンを主役にしたセンスのいい寄せ植え。色を統一したり、姿や質感の違う植物を組み合わせたりして、ハボタンの美しさを引き立てましょう。
春までの長い間咲き続け、寒さに強い花をわき役にして、洗練された冬の寄せ植えをつくってみませんか。
