「あなたはいくらもらえる？」《厚生年金・国民年金のリアル》年金の平均月額と年代別一覧表で見る老後の生活次回、12月15日に振込！年金額が大きい人なら「月に30万円以上」の金額になることも

2. 全体・男女別｜国民年金・厚生年金（第1号）の平均年金月額は？

それでは、実際に受け取る国民年金と厚生年金の平均額について見ていきましょう。

【一覧表】60歳～90歳以上《国民年金・厚生年金》全体・男女別の平均年金月額

※国民年金部分を含む

国民年金を受給している方全体の平均年金月額は5万円台、厚生年金を受給している方の平均年金月額は14万円台となっています。

前章でもお伝えしましたが、厚生年金と国民年金の受取額には大きな差があり、月に10万円ほどの違いがあります。一方で、厚生年金を受け取っている方の間でも、現役時代の収入額の違いから個人差が大きくなります。

また、厚生年金の男女間の差に関しては、男女のライフスタイルの差から生じていると考えられます。

現代のシニアが現役時代の頃は、男女の働き方の差が大きい時代でした。しかし、現在では、男女の働き方の差が以前より縮小し、女性が結婚や出産を経ても働き続けることを選択する方が増えています。

そのため、時代が進むにつれ、受給額の差は縮小していくと想定されます。