5. 日本の1日「明るい未来のために」課題を整理
今回は、厚生労働省の統計「日本の1日」を通じて、現代日本が抱える様々な課題を数字で確認してきました。
1日あたり2325人というペースで進む人口減少は、社会保障制度の維持に大きな影響を与えます。また、求職者と就職者のミスマッチ、結婚と離婚の実態、そして育児・家事における男女間の負担の差など、暮らしに身近な課題もデータから明らかになりました。
さらに、高齢化に伴う医療費や介護負担の増大も、避けては通れない現実です。これらの課題は複雑に絡み合っていますが、まずは現状を正しく知ることが、より良い未来を考える第一歩になるのではないでしょうか。
※この記事は2025年8月18日に公開された記事の再編集記事です。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)