2.1 【2026年度】平均値上げ額の試算結果
- 会社員の健康保険:250円
- 国民健康保険:250円
- 後期高齢者医療制度:200円
2.2 【2027年度】平均値上げ額の試算結果
- 会社員の健康保険:350円
- 国民健康保険:300円
- 後期高齢者医療制度:250円
2.3 【2028年度】平均値上げ額の試算結果
- 会社員の健康保険:450円
- 国民健康保険:400円
- 後期高齢者医療制度:350円
2028年度の会社員の健康保険料を見ると月額450円(年額5400円)の値上がりですが、実際には年収(正式には標準報酬月額や標準賞与額)によって保険料は大きく異なります。
2028年度の値上げ率が、標準報酬月額の0.4%(従業員負担0.2%)と仮定すると、標準報酬月額によって値上げ額は次の通りです。
- 標準報酬月額20万円:400円
- 標準報酬月額30万円:600円
- 標準報酬月額50万円:1000円
ここまで、健康保険料の2026年度改正ポイントと健康保険料の値上げ額(試算)について解説しました。次章では、値上げの原因となった「子ども・子育て支援金制度」と健康保険料の今後の見通しについて解説します。
