5. まとめ:冬の生活費を見据えて、年金額を確認しよう
12月15日の年金支給日は、10月分と11月分がまとめて入るため、冬の生活費の準備にも重要です。
公的年金は、国民年金と厚生年金の2階建てで成り立っており、標準的な夫婦2人の年金額は月23万円台です。
厚生年金の受給者のうち、月15万円以上を受け取っている人は全体の約47.6%に上ります。ただし、所得税や社会保険料などの控除によって、実際の手取りは額面より少なくなるのが一般的です。
次回支給日を前に、家計の状況を見直しておくことも大切でしょう。
年金の支給額や生活費のバランスを確認し、年末に向けて無理のない資金計画を立てておきたいものです。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「いっしょに検証!公的年金 公的年金の仕組み」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
加藤 聖人