それ以外では、総合商社、監査法人、SIerがランクインしている。相互湯商社に限って言うと、業績好調の伊藤忠商事が上位に入っているのは注目でしょう。

就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価

さて、上位就職先企業について、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

大学に入学する際には自分が勉強したいことがさらにできる大学、また自分の学力や偏差値にあった学校を選ぶという作業は誰もがしてきたかと思います。

一方で、高校生の段階で「大学卒業後にどの企業に就職しているのか」というところまでは気が回らないと思います。興味にしたがって、または入れた学校に入学したというのが実際ではないでしょうか。大学を卒業する前に、就職したい企業を事前に知っておくというのはよいのではないでしょうか。

大和証券

同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。

経常利益は過去5年間でいうと、減少傾向といえます。2014年3月期に1555億円であったのが、2018年3月期には866億円となっています。2017年3月期には852億円となり、2018年3月期にはやや利益水準を戻しましたが、5年雨と比べると減少した水準といえます。

当期純利益についても経常利益と同様の傾向です。2014年3月期に1443億円であったのが、2018年3月期には644億円となっています。

では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。