3月に入り、2020年卒業の大学生による就職活動についての話題を耳にするようになってきました。業界研究や企業研究に時間をかけているという学生も多いのではないでしょうか。
シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも早稲田大学商学部の卒業生が就職する人数が上位の企業ランキング及びそのうち上場企業1社をピックアップし、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。
早稲田大学商学部の卒業生が就職する上位企業ランキング
早稲田大学が開示している2017年度における商学部を卒業した学生の就職人数が7人以上の就職先は以下の通りです。
- みずほフィナンシャルグループ:24人
- 大和証券:11人
- 三井住友銀行:10人
- 損害保険ジャパン日本興亜:10人
- あいおいニッセイ同和損害保険:10人
- 東京海上日動火災保険:9人
- 三菱UFJ銀行:9人
- 三井住友信託銀行:9人
- 三井住友海上火災保険:8人
- 伊藤忠商事:8人
- 有限責任あずさ監査法人:8人
- エヌ・ティ・ティ・データ:7人
- 野村證券:7人
- りそなグループ:7人
- みずほ証券:7人
就職先企業の産業の傾向とは
大きく言えば、金融機関の名前がリストのうち多くを占め、また業態からは、メガバンク、損保、証券といった企業が多いのが特徴といえます。