では、プロの投資家ではない人たちが、できるだけ失敗せずに積み立てるにはどうすればいいのでしょうか。ポイントは、「大きく儲ける夢」ではなく、生活の一部として「いざという時に頼れる存在」に投資を育てていくこと。プロのファンドマネージャーやデイトレーダーの方法を真似するのではなく、生活者ならではの「コツコツ積み立てる」資産運用をするのです。

積立型運用には、現金・株・金などさまざまな手段があります。「積み立て型の投資信託」で、少ない資金を複数の資産に分散するのも1つの手。いくつかの不動産に分散投資してくれるREIT型に投資するのもいいでしょう。まずは焦ることなく、自分に合った商品を組み合わせることを意識しておきましょう。

まとめ

2018年に先述した前提でつみたて投資をした場合、残念ながらマイナスという結果になってしまいました。ただし、だからといって「つみたて投資は損をする」と決まったわけではありません。

株価が下がっている状況に同額の投資を継続していると、また株価が上昇する可能性も十分あります。投資において、焦りは禁物。短期的な部分だけに注目せず、長期的な目で判断しましょう。

LIMO編集部