アルファベットの過去1年の株価動向を見ると、2018年末にかけて1000ドル台を割れる場面もありましたが、その後は反発し、足元の1100ドル台となっています。
一方、ゴールドマン・サックス証券(ゴールドマン・サックス)は、米国でも屈指の投資銀行であり、ロバート・ルービン氏やヘンリー・ポールソン氏といった米財務長官を輩出する名門金融機関でもあります。
ゴールドマン・サックスの時価総額は約719億ドル(1ドル110円換算で約8兆円)の金融機関です。主力の業態はやや異なりますが、日本を代表するメガバンクグループである三菱UFJフィナンシャル・グループの時価総額が7.6兆円であることを考えれば、ゴールドマン・サックスの時価総額がほぼ同水準ということが分かります。
ゴールドマン・サックスの株価は、過去1年を見ると、大きく言えば右肩下がりとなっています。1年前は250ドルを大きく超えていましたが、その後は下落トレンドとなり、一時は150ドルにまで迫りました。その後は反発し、190ドル台となっています。