2. 「見つけなければシャベルカーで壊されていた」と投稿主さん

SNSでは多くのコメントが寄せられました。

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chainarong06/shutterstock.com

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「嫁入り道具の一つよね」
  • 「昔の婚礼道具は繊細で美しいですね」
  • 「状態保存がとても綺麗。大切になさってたのかな」
  • 「お金に換えられない価値があると思います」

など、多くのコメントが寄せられました。

発見したときの状況について伺うと、「第一発見者は母です。『大好きな祖母に久しぶりに会えたようだ』ととても喜んでいました。母は昔からこの簪が絶対祖母宅のどこかにあるはずだと言っていたので、本当に存在していたことに私含め他の家族は半ば驚いています」と振り返る投稿主さん。

気になる鑑定については、「まだ鑑定には出していません。出すのが少し怖いと言う部分もありまして…いつかは専門の業者さんや郷土資料館の方に見ていただこうと思っています。市場価値が高くても低くても、私が生きている間は大切にするつもりでいます」と話してくれました。

また、投稿の反響についても伺うと、「実はこの曽祖母の花嫁簪に似たようなものはフリマアプリや蚤の市などで広く安価に流通しています。それを見たことがあったのもあって、私自身はあまり珍しいものとは思っていませんでしたし、こんなに反響があることに驚いています。皆さんに見ていただけて嬉しいです」と投稿主さん。

続けて、「今回この簪は解体予定の家で見つかったもので、見つからなければおそらくショベルカーに壊される運命でした。皆さんも家財整理の際に、古くてよくわからないものが出てきたら、是非用途や価値について調べてみて、興味を持っていただければと思います」とも話してくれました。