20歳~59歳で厚生年金保険に加入していない方は、毎月、国民年金保険料を納めます。
2025年度の国民年金保険料は月額1万7510円。年間で21万円ほどの負担となります。
ただし、国民年金保険料は毎年度見直しが行われており、年々増額されています。
では、ことし65歳で老齢基礎年金を満額「令和7年度:月額6万9308円」受給する人は、20歳から59歳までの40年間(480カ月)で国民年金保険料を総額いくら納めたのでしょうか。
国民年金保険料の推移も見ながら、確認していきます。
1. ことし「65歳」の人の「国民年金」は月いくら?《2025年度の満額》
ことし65歳(昭和35年・1960年生まれ)の人が、65歳から受けとり始める国民年金の満額は「月額6万9308円」です。
国民年金は、加入義務が発生した20歳から60歳になるまでの40年間(480カ月)、保険料を全期間納めた場合に満額を受給できます。
なお、未納や免除があった場合には、満額から減額されます。
※国民年金保険の加入義務期間(保険料納付期間)は、20歳の誕生日のある月から、60歳の誕生日のある月の前月までとなります。
 
 
        