3. 65歳以上「働くシニア」が増加中!背景にある理由とは
内閣府「令和7年版高齢社会白書 第2節 高齢期の暮らしの動向」によると、2024年の労働力人口6957万人のうち、946万人が65歳以上となっています。
労働力人口に占める65歳以上の割合は13.6%となっており、長期的には上昇傾向にあります。
平均寿命の伸びとともに長く働くことを選択する人が増えていますが、その背景には、年金だけでは生活費をまかなうのが難しいという経済的な事情もあります。
医療費や介護費用の将来的な負担増も見込まれることから、60歳代・70歳代でも「もう少し働いて収入を確保しておきたい」と考える人が少なくありません。
また、こうした背景から「少しでも家計の支えになる制度があれば知っておきたい」と考える人も増えています。
