3. 相続手続きで支払った専門家への報酬や手数料は?

最後に、相続手続きで支払った、専門家への報酬や手数料に関するデータを紹介します。

意外にも、1位は「費用はかからなかった」で34.4%となり、2位が「10万円未満」で18.4%、3位が「10万円以上~30万円未満」で16.9%という結果です。

調査では、費用がかからなかった人が3割近くいる一方で、100万円以上も支払った人が1割もいました。

ちなみに、相続手続きを進めるために相談した専門家は、1位が「司法書士」で30.2%、2位が「誰にも相談しなかった」で27.5%、3位が「税理士」で17.5%という結果に。

「弁護士(6.1%)」も含め、直近5年以内に相続手続きを経験した人の半数以上が、「法律を扱う専門家」に相談していることがわかります。費用がかかったという人は、「法律を扱う専門家」への支払いが大半だと推測できます。

いかがでしたか?

親の資産が不動産や株式など多岐にわたると、相続するためにさまざまな知識が必要となります。専門家に頼らないと解決できない問題などもあり、時間がかかると認識しておくことが大切です。

参考資料

髙橋 マナブ