4. まとめ

年収1000万円超の人は全体の6.2%と、決して多くはありません。しかし、昨年から0.7%増加していることから、賃上げの効果自体は一定数あるようです。

一方で、業種ごとの給与差はまだ開きがあり、賃上げも生活実感がよくなるレベルまで波及してきているとは言い難い状況です。

物価上昇を上回る賃金を実現するためにも、税金や社会保険料の負担をどのように考えるかが、今後のポイントとなるでしょう。

参考資料

石上 ユウキ