球根植物の中には、日本の夏の暑さには耐えられても、冬の寒さが苦手な植物があります。温暖な地域では植えっぱなしで冬越しできても、冬の気温が下がる地域では凍結を防ぐために掘り上げが必要です。
この作業は翌年の開花を確実にし、球根の購入費用を節約するための大切なステップ。今回は秋の掘り上げが必要な球根植物を、参考価格とともに紹介します。
記事最後には、掘り上げの方法と球根の保管の仕方についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「秋の掘り上げが必要な球根植物&方法と保管の仕方」にまつわるあれこれ
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- 秋の掘り上げが必要な《夏咲き球根植物》6選
- 秋のひと手間でガーデニング代節約!球根を掘り上げる時期と方法
- お気に入りの花を翌年も咲かせたい!球根の保管の仕方
掘り上げの必要性は、お住まいの地域やその年の気候、植物の品種によっても異なります。この記事や、購入した球根の袋などを参考に、作業が必要かどうかを判断してください。
また、掘り上げの必要がない場合でも、球根の上の地面にマルチングをするなどの寒さ対策は必要です。
2. 秋の掘り上げが必要な《夏咲き球根植物》6選
2.1 ダリア
豪華でバリエーション豊かな花が魅力の「ダリア」2/10
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豪華で華やかな花が咲き、庭の主役にふさわしいダリア。カラーバリエーションが豊富で、一重咲きや八重咲きのほか、かわいいポンポン咲きもあります。
暑さには強いものの、寒さには弱いため、日本の多くの地域で掘り上げが必要です。
※参考価格:400円~2000円前後(球根1球)
2.2 カンナ
炎天下でも鮮やかな花が咲くトロピカルな植物「カンナ」3/10
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カンナは炎天下でも鮮やかな花を咲かせる、真夏の庭を彩る代表的な球根植物。花も葉も大型でトロピカルな庭づくりに最適です。
冬の最低気温が5度以下になる地域では、晩秋に地上部が枯れたら球根を掘り上げましょう。
※参考価格:300円~700円前後(球根1球)
2.3 グラジオラス(夏咲き種)
大きな花が穂状に咲くインパクト抜群の「グラジオラス」4/10
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長く伸びた花茎に、大きな花が穂状に咲き上がるグラジオラス。優雅でインパクト抜群の花は、切り花としても人気があります。
多湿を嫌うため、湿度の低い冷暗所で保管しましょう。
※参考価格:100円~400円前後(3号ポット苗)
2.4 カラー(畑地性)
上品でスタイリッシュな花が魅力の「カラー」5/10
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カラーはスタイリッシュな花が上品でモダンな印象。和風・洋風どちらの庭にもなじみ、フラワーアレンジメントにもよく使われます。
黄・ピンク・紫などのカラフルな花が咲く「畑地性」の品種は耐寒性が低いため、暖地以外は秋に掘り上げが必要です。
※参考価格:500円~1000円前後(球根1球)
2.5 グロリオサ
炎のような花弁が個性的なツル性植物「グロリオサ」6/10
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炎が燃え上がるような、独特の波打つ花弁を持つグロリオサ。エキゾチックな雰囲気があり、巻きひげ状の葉で絡みつきながら広がるツル性植物です。
低温に弱いため、掘り上げた球根は10度以上を保てる暖かい部屋で保管しましょう。
※参考価格:300円~500円前後(球根1球)
2.6 アマリリス
大きなトランペット型の花が存在感バツグン「アマリリス」7/10
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アマリリスは太い花茎の先端に咲く、トランペット型の大きな花が色鮮やか。存在感バツグンで、春~初夏にかけて庭を華やかに彩ります。
温暖な地域では植えっぱなしでも大丈夫ですが、寒冷地や寒さに弱い品種は掘り上げるのがおすすめです。品種によって耐寒性が異なるため、購入時の袋を確認しておきましょう。
※参考価格:500円~1000円前後(球根1球)
3. 秋のひと手間でガーデニング代節約!球根を掘り上げる時期と方法
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3.1 掘り上げ時期
球根を掘り上げるタイミングは、地上部の葉が黄色く枯れ始めた頃が最適。球根が地中で凍結するのを防ぐため、遅くとも初霜が降りる直前の晩秋までに、晴れた日の午前中に作業しましょう。
3.2 掘り上げ作業の手順
球根を傷つけないように、球根から少し離れた場所にスコップを差し込み、周囲の土ごと大きく掘り起こし、土を崩しながら手で優しく球根を取り出します。掘り上げた球根は、茎を根元から少し残してカットし、根も短く切りそろえましょう。
3.3 風通しのよい場所で乾燥
掘り上げた球根は、病原菌やカビの発生を防ぐために、風通しのよい日陰で数日間乾燥させます。よく乾いたら、古い根や枯れた外皮を取り除き、病気や傷のある球根は処分しましょう。
4. お気に入りの花を翌年も咲かせたい!球根の保管の仕方
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4.1 最適な保管環境
球根の保管では、温度・湿度・通気性の3点が重要です。湿気が多いと球根がカビて腐敗し、温度が高いと休眠できずに芽が出てしまうことも。直射日光が当たらず、涼しい場所を選びましょう。
4.2 乾燥貯蔵(グラジオラスなど)
比較的乾燥に強い球根植物は乾燥貯蔵が適しています。掘り上げて乾燥させた後、ネットや紙袋などに入れ、風通しのよい軒下や納屋に吊るして保管しましょう。
4.3 湿潤貯蔵(ダリア・カンナ・カラー・グロリオサ・アマリリスなど)
乾燥させすぎると球根がしなびてしまう球根植物は湿潤貯蔵します。掘り上げ後に軽く乾燥させたら、湿らせたバーミキュライト、ピートモス、おがくずなどに球根を埋め、段ボール箱や発泡スチロール箱に入れて保管しましょう。
5. 球根の掘り上げでガーデニング費用をコストダウン
夏~秋にかけて長く庭を彩ってくれた球根植物たちは、冬になると休眠期に入ります。秋の掘り上げは、寒さに弱い球根植物を凍結のリスクから守り、来年の開花期まで養生させるために欠かせない作業。
うまく冬越しさせれば、毎年球根を買い直す費用も節約できます。小さな球根に宿る生命力を大切に守り、また見事な花を咲かせる姿を心待ちにしましょう。
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