5. まとめ
後期高齢者医療制度は、高齢者の医療費を支えるために世代間で負担を分かち合う仕組みです。
さらに、子ども・子育て支援金制度の導入により、75歳以上の後期高齢者も新たに支援金を負担する形となります。
社会全体で支え合う理念のもととはいえ、物価上昇や保険料負担の増加が家計を圧迫しているのも事実です。
医療費や保険料の変化は毎年見直されるため、自身や家族の負担割合・保険料水準を定期的に確認し、家計の見通しを立てておくことが大切です。
参考資料
- 政府広報オンライン「後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?」
- 厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」
- こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室「子ども・子育て支援金制度について
加藤 聖人