慶応元年(1865年)の創業以来、京都・三十三間堂の近くに本店を構え、日本の伝統文化と共に歩んできた老舗京菓匠「七條甘春堂」。その歴史ある和菓子の世界と、今や世界中の人々を繋ぐ現代のポップカルチャー「ポケモン」が出会うという、夢のようなコラボレーションが実現し、大きな話題を呼んでいます。
「京菓子の世界をもっと身近に楽しんでほしい」という七條甘春堂の想いから生まれた、食べられるアート「ポケモン京菓子」。今回は、その美しすぎるラインナップと販売方法を詳しくご紹介します。
1. 老舗京菓匠×ポケモン!食べられるアート「ポケモン京菓子」誕生
今回の「ポケモン京菓子」は、上生菓子、麩焼き、干菓子の3種類で展開。いずれも、京都東山の水と上質な材料を使い、熟練の職人が一つ一つ手作業で作り上げる、まさに芸術品です。
干菓子の中でも、らくがん粉や和三盆糖を使って作る「打ち物」と呼ばれるお菓子は、木型を用いて形を作ります。
この木型は職人が一つひとつ手作業で彫り上げるもので、その精緻な仕上がりは伝統工芸品としての価値を持っていると言えますね。今回はピカチュウをモチーフにした特製の菓子木型を使用しています。
