3. Q. 【老後に備える】自分の年金額の見込額は「いつ」「どうやって」確認できますか?
3.1 A. 「ねんきんネット」でいつでも、または誕生月に送付される「ねんきん定期便」で確認できます。
老後に向けて資金計画を立てるためには、「自分は将来、年金をいくら受けとれるのか」見込額を把握する必要があります。
年金の見込額は「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」にて確認できます。
ねんきんネット
マイナポータル経由や専用IDでログインし、いつでも確認可能です。将来の働き方を想定したシミュレーションもできます。
ねんきん定期便
毎年、誕生月に日本年金機構より「ねんきん定期便」が郵送されます。
50歳未満は加入実績、50歳以上は年金見込額が記載されています。
年に一度、この「ねんきん定期便」が届いたタイミングを自身の年金加入状況や見込額をチェックする絶好の機会と捉え、老後の資金計画を積極的に見直すようにしましょう。
4. まとめ
この記事では、知っておくと暮らしに役立つ制度の基本を簡潔にお届けしました。
知識は、未来の不安を解消し、家計を守るための最大の武器となります。
記事で得た情報を「知っているだけ」で終わらせず、ご自身の生活にどう活かせるかを考えることが、豊かな暮らしへと結びつく最初の一歩です。
参考資料
和田 直子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に入社。三井住友信託銀行に転職後、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
現役世代からシニア富裕層までの幅広い個人顧客に対し、資産運用コンサルティングを行う。
<主な専門領域>
投資信託、ファンドラップ、外貨預金、生命保険、医療保険、住宅ローン、事業性ローン、贈与、相続、遺言信託、不動産など、多岐にわたる金融サービスと承継対策をワンストップで提案。特に、長期的な資産形成や富裕層向けのウェルスマネジメント、シニア世代への承継・相続の分野で豊富な知識と実績を持ち、表彰歴多数。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のマネー編集部にて企画・執筆・編集・監修を担当。
厚生年金保険と国民年金保険(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用を専門とする。
NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローンなどの国民生活に直結する金融情報を始め、FX、株式投資、金(ゴールド)などの投資経験をいかし仕組みやリスクなどを分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成【2025年10月7日更新】