3. ガーデニング代節約!?一年草扱いの多年草「鉢上げ・冬越し」方法
3.1 鉢上げのタイミング
地植えのままでは、根が凍りついたり、霜に当たったりするリスクが高いため、寒さに弱い多年草は冬越しできません。地植えから植木鉢に植え直す「鉢上げ」をしておくと移動が容易になり、日当たりや室内の暖かい場所などへ避難させることが可能です。
鉢上げのタイミングは、霜が降りる前の11月上旬までが目安。根をなるべく傷つけないように地植えの苗を優しく掘り起こし、根が張っている部分よりも一回り大きな鉢に植えましょう。
3.2 株の切り戻し
鉢上げと同時に、株を半分から3分の1程度に切り戻しておきます。切り戻しは株をコンパクトにして、室内に取り込みやすくするとともに、風通しがよくなるので病害虫を予防するのに効果的です。
また、株を小さくまとめておくことで体力が温存され、春の新芽の勢いも強くなります。
3.3 冬越しの環境
鉢上げを終えた株は、最低気温が10℃を下回る時期になったら、室内に取り込みます。置き場所は、日当たりがよく、暖房の風が直接当たらないところがおすすめです。
夜間の冷え込みから守るため、段ボールなどで冷気を遮断するとよいでしょう。冬の間は株の成長が止まるため、水やりは控えめにし、肥料は与えません。
3.4 戸外へ出すタイミングと植え替え
厳しい冬を乗り越え、春が訪れる頃になったら、鉢を再び戸外へ出しましょう。外に出すタイミングは、4月下旬から5月上旬にかけて、最低気温が10℃を安定して超えるようになれば大丈夫です。
最初は日陰から徐々に日光に慣らし、新芽が出始めたら活力剤や肥料を与えます。大きく育ってきたら、一回り大きな鉢に植え替えるか、花壇に植え込みましょう。
4. 鉢上げで、寒さに弱い多年草に二度目の春を
日本の冬が越せないため、1年限りとあきらめてきた多年草たち。鉢上げして暖かい環境で守ることができれば、その生命力は翌年も発揮されます。
春に苗を買い直す手間も費用も不要になり、春にはボリュームアップした株から、さらに豪華な花が咲くでしょう。お気に入りの花を大切に育てて、二度目の春を迎えさせてみませんか。
